1.空間の有効活用
2.コミュニケーションの活性化
3.職員のモチベーションの向上
移転前のオフィスは、デッドスペースが多い一方で会議室が不足していました。また、お互いの部署環境が見えにくく、誰がどこにいるのかも分かりにくい状況でした。
まずオフィス設計の前に、各部署のスタッフ様にもご参加頂き各部屋の使用用途の機能見直しを行いました。現状を把握し整理することで、最終的には必要な会議室を確保しながら執務室を広く取ることができました。
大会議室は、移動間仕切りや天吊プロジェクター、音響設備も設置し、多用途で使用できる部屋となりました。
キャビネットを用い、ほどよく区切りを保ちながらもオフィス全体が見渡せる空間にすることで、他部署へ興味を持つきっかけをつくり交流を活性化できると考えました。また、入口付近に多機能カフェスペースを設け、意図的に動線を重ねることですれ違う度に相槌や声掛けをするなどの気持ちのやりとりが生まれる仕掛けも取り入れました。
業務用途とのズレにより使いにくさを感じられていたキャビネットや経年劣化を感じられていた椅子は、移転に伴い、各部署で業務にそった什器をご選択頂く事で、作業効率向上に繋げることができました。
家具の色を白に統一することで、清潔感のある明るい印象のオフィスになったこともあり、スタッフ様の気持ちも向上しているようだと教えて頂いております。